今ではあまり稼げないと言われている「Lineスタンプ副業」。
クリエイターの90%はスタンプが1つも売れたことがないというデータもありますが、中にはLINEスタンプで月10万円以上稼いでいる人もいます。
今回は
- 実際どれぐらい稼ぎにくいのか?
- 稼いでいる人はどうやっているのか?
を徹底的にリサーチしてみました!
今回紹介する副業「LINEスタンプの販売」
稼ぎやすさ | (月1,000円以下の人が多い) |
始めやすさ | (SNSの影響力がないと売れにくい) |
すべての副業は以下の記事で紹介しています。
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おすすめの副業51選を図解してみた【副業ランキング2025】
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きぐちのプロフィール【ブログ経歴】
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この記事を書いた人
- 『ブログで5億円稼いだ方法』をダイヤモンド社より出版
- A8.net「アフィリエイターランキング」で第1位獲得
- X(@kasegu_master)60,000フォロワー
Lineスタンプ副業ってぶっちゃけどうなの?
「LINEクリエイターズスタンプ」では、誰でも自由にスタンプを作って販売することができます。
ただ、稼ぎやすかったのはサービスが開始されて1年くらいだけでしたね。
今では飽和状態になり、トップクリエイターやSNSでの影響力がある人以外はなかなか稼ぐのが難しいのが現実です。
LINEスタンプの収入はほとんどがゼロ!
昔は個人で稼いでいた人も多かったですが、今は月の売上げ平均が0円〜300円の人ばかりというのが実情です...。
結論から話すと、稼げる確率はかなり低めです。
もし今からやるとしてもクラウドワークスで安く外注するなどして、試しに売ってみるくらいがいいかも。
他にも稼ぎやすい副業はたくさんあるので、他の副業の方がおすすめではありますねー;
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おすすめの副業51選を図解してみた【副業ランキング2025】
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LINEスタンプが稼げない理由
LINEスタンプで稼げない大きな理由は、クリエイター&スタンプの数が多く、競争率がめちゃくちゃ高いからです。
人気のキャラクターであればランキング上位に入りやすいですが、すでにSNSなどで知名度がない限りは収益化するのは相当ムズかしいです。
また、他にも稼ぎにくい理由として、「手数料の高さ」が挙げられます。
LINEスタンプでは売り上げ金額から、以下の手数料が引かれます。
- App StoreとGoogle play 手数料30%
- LINE 手数料35%
つまり、最終的にはクリエイターには35%の報酬しか入りません。
では、ランキング上位の個人クリエイターはどうやって稼いでいるのでしょうか?
上位クリエイターはどうやって稼いでいるのか?
上位クリエイターの販売額を見てみると、平均約5億円以上になっているため、稼いでいる人はめちゃくちゃ稼いでいるんですよね。
ただ、手数料が引かれるため、実際は上位100位までのクリエイターでないと生活は厳しいといった現実が見えてきます。
この「上位100名の販売方法」を見てみると、以下のような特徴が見えてきます。
- SNSで影響力が大きい
- シリーズ化をしている
- 海外向けにも販売している
ひとつずつサラっと見てみましょう。
SNSで影響力が大きい
LINEスタンプ販売で稼ぐにはランキング入りすることが必須です。
そのためには、初動の売り上げが大事になってくるので、X(旧Twitter)やインスタグラムのフォロワー数が多い人ほどランキング入りしやすいですね。
有名な絵師さんは割と売れやすいので、まずはSNSの影響力を上げていくことが最初のステップですね。
LINEスタンプに限らず、副業で稼ぐにはSNSのフォロワー数はかなりのアドバンテージになります。
シリーズ化をしている
LINEスタンプは1件あたりの価格が100円前後とかなり安いです。
そのため、1人あたりの購入数を増やすためにシリーズ化していくのがセオリーです。
単価は安くても、本数が売れればクリエイターランキングに入るので、スタンプ販売をするときはシリーズで出すのもおすすめですね。
海外向けにも販売している
LINEスタンプ副業で生活ができている人は、日本だけにとどまらず、世界中で使われやすいスタンプを狙っている人が多いです。
- どの国でLINEが使われているのか
- どんなタッチの絵が人気なのか
を研究して、日本語の入っていないジェスチャー系スタンプを作るのも大事ですね。
売れるスタンプの作り方とは
ここでは、売れるスタンプを作るときに考えておきたいポイントを以下にまとめました。
まずはスタンプを使いまくること!
実際にスタンプを使いまくってみると、『あったら便利なスタンプ』と、『使い道の少ないスタンプ』の違いが分かってきます。
友達との会話やグループ内で使えるスタンプであれば、購入者が勝手に宣伝してくれるようになります。
また、一度売れればスタンプ毎に使用された数がわかるようになっているので、次回からの戦略を練るにはもってこいです。
データから使用頻度を解析するのも重要ですよー!
ライバルの少ないカテゴリで勝負する
LINEスタンプを作るときは、できるだけ競争率の少ないカテゴリで勝負しましょう。
これから参入していくには「登録数の少ないカテゴリ」を探した方が上位に表示されやすいので!
時間のかからないスタンプ
選ぶのに時間がかかるスタンプは嫌われるので、高頻度で使うスタンプほど上に設置するようにしましょう。
「了解!」「ありがとう」などの「シンプルな返事系スタンプ」はすぐに呼び出せる位置に置いておくべきですね。
言葉ありとなしを両方入れておく
言葉の入っていないスタンプは海外でも使えますし、言葉が入っているスタンプは国内で使いやすいです。
両方を組み合わせておくと、使われる頻度も上がりますね。
LINEスタンプの作り方とおすすめアプリ
今では簡単にLINEスタンプを作ることができるサービスもありますが、基本的には以下のような手順でスタンプを作成・販売していきます。
- 紙にイラストを描く or ペイントソフトを使う
- 紙の場合は「スキャンスタンプ」などを利用し写真を撮る
- 画像をトリミングする
- 「スタンバーズ」というサイトでシュミレーションする
- LINE creators Marketでクリエイターアカウントを作る
- スタンプの情報を入力して申請
- 無事に審査を通過すれば販売スタート
LINEスタンプを作るのに基本的にお金はかかりません。
現在は無料アプリで簡単に作成できますよ!
公式の「LINE CREATORS STUDIO」が一番おすすめ
LINEの公式アプリを使えば、スタンプの申請から販売まですべてスマホで完結することができます。
また、スマホで撮影した写真で簡単にスタンプを作ることができます。
ただ、ペンや消しゴムなど基本的な絵を描くツールしかないので、塗りつぶしたい時やしっかり自分で絵を描きたい方は「ibisPaint X」などを使った方がいいかも。
Lineスタンプの審査って厳しい?
LINEスタンプの審査基準はまぁまぁ厳しく、だいたい5日ほどで審査が終わります。
初めて作るときは、修正しないといけないケースが多いので、あらかじめ以下の審査基準を読んでおくとよいでしょう。
スタンプの審査基準について
基準を守らないと差し戻し(リジェクト)が入るので、できれば一回で審査を通したいところですね。
もしリジェクトされても、理由がわかりやすく明記されるので、よく読んで修正しましょう!
審査基準については、以下にまとめて紹介しておきます。
審査基準
- 単純すぎる絵や文字のみ
- 誤字脱字
- 透過忘れ
- 著作権侵害
- ギャンブル、性的表現はダメ
- 違法性のある表現
- 差別表現
- 生死を表現する内容
- 関連性のないキャラクターが2人以上
画像が理由で差し戻しされる場合
- 同じ絵や表情のスタンプが多い
- アスキーアート、絵文字はダメ
- 写真を加工しただけのスタンプ
- 宗教や団体を連想させるマーク
- うんこをモチーフにしたキャラはNG
- 風景・建物・料理だけの絵はダメ
- スタンプサイズが小さすぎる
- 絵より文字が多い
- 「LINE」という文字が入っている
まとめ:他の副業の方が稼ぎやすい
有名なイラストレーターであればまだまだLINEスタンプで稼ぐことは可能です。
ただ、まだSNSの影響力があまりないのであれば、クラウドワークスでイラスト案件を受注した方が稼げる可能性は高いと思います。
イラストを副業にしたい人は、SNSの影響力をコツコツ上げていきながら、Lineスタンプやクラウドワークスを併用していくのが一番現実的な稼ぎ方かもしれません。
「51のネット副業リスト」の記事はこちら。
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