ネット副業100選

イラスト副業の始め方&稼ぐ方法をまとめてみた【イラストレーター】

絵を描くのが好きだけど、どうにか副業にできないかな?

という人も多いと思います。

今の時代、クラウドワークスなどのサービスを使えば「SNSのアイコン画像」を描いたりして、趣味と実益を兼ねることも不可能ではありません。

今回は、そんな「イラストを副業にする方法」や「稼ぐ方法」をまとめてみました!

今回紹介する副業「イラストレーター」

稼ぎやすさ
(月10,000円以下が多い)
始めやすさ
(イラストレータであれば、クラウドソーシングなどを使えば始めやすい)

すべての副業は以下の記事で紹介しています。

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きぐち

イラスト副業で稼ぐことはできるのか?

イラストを副業として稼ぐことができるの?

と、疑問に感じている人も多いと思います。

実際に、本業のかたわらイラスト制作で収入を得ている人はたくさんいます。

まずは「実際にどれくらい稼げるのか?」を解説します。

初月の平均は1万円程度

イラストのお仕事をする時、大体はイラスト募集をしている案件に片っ端からアタックしてお仕事をもらうという形になります。

クラウドワークスなどでも「始めたばかりのアカウント」の場合、なかなか依頼される数は少ないんですよね。

初月は受注できても3件程度が限界です。

平均収入は1万円程度が多く、実績と評価がない場合は月数千円も当たり前です。

実績がないうちは、実力に関係なくたくさん稼ぐのは難しい副業といえるでしょう。

クラウドワークス

実績や知名度が高くなれば年収300万稼げることも

イラスト副業でもっと稼ぐなら、実績と知名度の高さは必須です。

「ポートフォリオでどれだけアピールできるか」が稼ぐポイントになるため、

  • 自分のイラストをまとめたポートフォリオを作る
  • ブログやSNSでいつでも見られるようにする
  • 少しずつファンを増やしてフォロワーと知名度を上げていく

このように実績や知名度が上がることで、「自分の価値」が上がり、営業しなくても企業から依頼がくるケースもあります。

ずっと営業し続けるのは時間的にもメンタル的にも大変なので、知名度を上げていくことで年収300万円以上を稼ぐことも可能です。

仕事を受注できるサイトまとめ

イラストの仕事をするためには、個人で募集するよりイラスト制作の募集サイトに登録するのが一番手っ取り早いです。

次に、イラストの仕事を受注できるサイトをまとめてみました!

クラウドワークスでイラストを受注する

クラウドソーシングサイトに登録して、イラスト制作を受注する方法が一番おすすめですね。

ちなみにクラウドソーシングとは、受注・契約・納品などインターネット上で完結できる新しい形の業務形態のことです。

わざわざクライアントと面接をしたり個人情報を提出する必要もなく、PCやスマホ1つで取引することができます。

登録者数300万人を超える「クラウドワークス」は、イラスト関連の募集も多く、「ロゴ・バナー・イラスト」か「キャラクター・アイコン・アニメ」のカテゴリで募集されています。

クラウドワークスの主な募集案件はこちらです。

  • YouTube広告のマンガ制作
  • YouTube漫画チャンネルのマンガ制作
  • メディアのロゴ作成
  • SNSの投稿用イラスト
  • アニメのサムネイル制作

最近、YouTubeの広告でやたら出てくる漫画(脱毛サロンやダイエットサプリなど…)は、クラウドソーシングから依頼していることが多いようですね。

他の募集案件もありましたが、ほぼほぼYouTube絡みのものばかりでした。

仲介手数料が割高(報酬の10~20%)ですが、イラストの仕事が確実に募集されているので、確実にイラストの仕事がやりたい人はおすすめです。

クラウドワークス

Fantia(ファンティア)で月額ファンを作る

クリエイター支援サイト「Fantia(ファンティア)」に登録して、固定ファンを増やしながら稼ぐ方法もあります。

Fantiaに登録すれば自分のファンクラブが開設され、300~50,000円の月額プランを設定して有料会員限定の作品を投稿することが可能です。

あらかじめクライアントから報酬が決められるクラウドソーシングと違って、Fantiaは自分で値段を設定できるので、「クオリティに対する報酬がもらえない」と嘆く心配がありません。

初心者の人は、イラストや漫画を月500円プランで投稿していることが多いです。

視聴者から支援金という形で月額プランに加入してもらえれば、その分安定した収入を得ることができます。

1人でも多くの人に継続してもらうためには、各プランで根気強く投稿を続けることが重要です。

またFantiaでは、会員向けの記事や簡単な活動報告などファンとの交流が取りやすいので、イラストのリクエストが来たらできるだけ早くアップしてあげると、もっと応援してもらいやすくなります。

Fantia

ココナラで似顔絵やイラストを受注する

ココナラとは、自分の得意分野に値段を付けて販売するスキルマーケットサイトです。

Fantiaもそうですが、ここ最近で自分で値段を設定して売り買いするサービスが増えていますね。

ココナラは、イラスト関係の出品者がかなり多いです。

中には、プロのイラストレーターや絵師さんも出品しており、全身イラスト1枚で30,000円の出品者も枠が一杯になっていることも。

出品する時、出品額以外にもトラブル防止のため細かく要望を出すことができます。

  • 商用目的の有無
  • 二次利用の有無
  • 高解像度の有無
  • 無料修正回数(何回まで)
  • ラフ提案数(何案)
  • お届け日数(最短〇日)
  • 初回返答時間(〇時間以内)
  • 用途(アイコン・ヘッダーetc)
  • ファイル形式(JPG・PNG etc)

その他、備考欄に自分の得意ジャンル(イラストの種類・似顔絵)やスケジュール等記入できるので、落札者は確認した上で取引することができます。

高額の出品額もそこそこあるので初心者にはハードルが高いかもしれません。

しかし、初めは1イラスト1000~3000円程度に設定して実績を作ってから少しずつ金額を上げていった人がほとんどなので、まずはお手頃価格から始めてみるのがおすすめです。

ココナラ

イラストACなどでイラスト素材を販売する

イラスト素材の販売サイトで販売して稼ぐ方法もあります。

PIXTA(ピクスタ)やAdobe Stock(アドビストック)など、有名な販売サイトはたくさんありますが、知名度と稼ぎやすさがトップクラスなのが「イラストAC」です。

国内最大級のイラスト販売サイト「イラストAC」は、総会員数600万人を超えており、多くのユーザーが利用しています。

自分が描いたイラストがダウンロードされるたびに、2~4pt分の収入が入ります。

1ダウンロードの単価はお世辞にも高くないので、ひたすらイラスト素材を投稿まくって稼ぐしかありません。

しかし、一度投稿してしまえば、放置してもダウンロードさえしてくれれば勝手に収益が入るのでちょっとした不労所得感を体験することができます。

気になる収入は、200件近く一気に投稿した後半年ほど放置したら、約5,000pt貯まります。

あくまで一例で、投稿した素材の種類によって収入の差が激しいのも特徴です。

トップクラスになると1ヶ月で20万以上稼ぐ人もいます。

ほとんどのイラスト副業は複数のサイトを兼任しながら稼ぐ人がほとんど。

そのため、1つのイラストサイトだけで生活することはなかなか難しい中、ここまで大きな収入を得られるのはイラストACの強みだなと思いました。

イラストAC

イラストで稼ぐためのやり方

イラストで稼ぐようになるためには、ただ描いて投稿するだけではなく、どのサービスを使ってどんなイラストを投稿できるかが重要です。

次に、イラストで稼ぐためのやり方をご紹介します!

初心者はまずは"売れるレベル"にまで鍛える

サイトで掲載されているイラストを見ていると、ほとんどがデジタルイラストだと思います。

ユーザーが求めるイラストはデジタルイラストなので、絵が上手い下手以前にデジタルイラストを描くための機材が必要です。

コピックやコミックペンで描いた絵をスキャンしたものを投稿すれば良いわけではありませんよ!

デジタルイラストに必要な機材はこちらです。

  • PC
  • イラストソフト
  • ペンタブ

イラストソフトは、「CLIP STUDIO PAINT」が有名ですね。

難しい操作が少なく、下絵からペン入れ・色付けまでこのソフト1つで完了します。

マンガのコマ割りや吹き出しの素材も豊富なので、プロの漫画家さんも愛用しています。

ペンタブはペンタブレットの略で、PCにつなげて画面を見ながらイラストが描ける機器です。

PCモニターを見ながら描くことに慣れない人は、液晶画面の上で直接描ける液タブ(液晶タブレット)がおすすめ。

私もこれらの機材をすべて持っていますが、PC代(約5万)+イラストソフト(5,000円)+ペンタブ(約10,000円)で6万5000円ほどかかりました。

機材が揃ったら、ひたすら描きまくってスキルを上げていきます。

自分の力だけでは限界がある人は、プロ絵師から教えてもらえる学習サービス「PalMie(パルミー)」を利用するのもアリです。

6ヶ月プランで月額6,370円(2ヵ月目以降9,800円)ですが、ペンタブと「CLIP STUDIO PAINT2年間使用権付き」が無料で付いてきます。

そのため、PC以外はわざわざ機材を購入する必要がありません。

イラスト副業を始めるためには、それなりに初期費用がかかりますが、人に求められるイラストを描くためには必要な準備なのです。

コミケで同人誌を販売する

同人誌の販売で稼ぐ方法もあります。

一番ポピュラーやり方は、東京ビックサイトでおこなわれるコミックマーケット(通称コミケ)に出店することだと思います。

1つの同人誌につき500~1,000円で販売して稼ぐのですが、正直かなりの部数を売らないと元を取ることは難しいです。

しかも、出店サークルは35,000店以上といわれており、膨大な同人誌の中から買ってもらえる確率は決して高くはありません。

現に黒字の出展者は全体の1割ほどで、6割は赤字という結果になっています。

大半は、趣味の範囲で販売しているサークルが多いので、コミケで本格的に稼ごうと言う人には不向きなのかもしれませんね。

先ほどご紹介したFantiaで同人誌を投稿したり、「Note」で有料記事を作って同人誌を載せたりした方が割と稼ぎやすいです。

SNSでアイコンを受注する

SNSを使ってイラストの依頼を受けるパターンもあります。

とはいっても、無名の新人が「イラスト描きます!」と呟いても誰も見向きはしませんよね。

せっかくSNSを使っているわけですから、毎日自分のイラストを投稿してフォロワー数を伸ばしていきます。

SNSで受注するためには、フォロワー数が多いアカウントが必須です。

最低でも1,000人以上フォロワーが増やせるように、有名な絵師さんへ積極的に絡んでみたりしましょう。

慣れないうちは、そこまで難易度が高くなく依頼数も多いSNSアイコンの制作からやるのがおすすめです。

報酬の相場は1,000~3,000円程度ですが、無償で作成依頼を求めるクライアントもいるので、実績がなくても断る勇気も必要ですね。

また、SNSでのやりとりはトラブルやリスクがつきものなので、特に用心深く取引した方が良いです。

pixiv(ピクシブ)で有名になる

pixiv(ピクシブ)は、イラスト投稿がメインのSNSツールのようなサービスです。

pixivに自分のイラストを投稿すると、閲覧した人から評価(点数)やコメントされるという仕組みになります。

ここで良い評価が続き、フォロワー数も伸びていけば有名人になれるでしょう。

人気が出れば、自分の知名度を使って様々なビジネスにつながるので、やって損はありません。

自分のイラストの評価がSNSに掲載されてしまうので、時には批判的な内容にショックを受けたり閲覧すらされない状況もあります。

pixivは業界内でも大手のSNSサービスなので有名になるまでかなり大変ですが、修行だと思って取り組めば必ず良い結果につながるでしょう。

ゲームアプリのイラストを企業から受注する

スキルも知名度も手に入り、SNSのフォロワーもかなりの数になったら、いよいよ企業にアプローチします。

企業案件は、個人案件より単価が桁違いに高いです。

例えば、個人案件のイラストで1,000円の単価だとすると、企業から依頼されただけで5万円以上になるケースもめずらしくありません。

一番多い案件は、ゲームアプリのイラストです。

毎年色々なアプリゲームが登場するので、常にイラストレーターを募集している状況。

顔アイコン・全身・バストアップ・複数・背景それぞれに値段が付き、総合すると10万円以上超える場合もあります。

その分労力や時間を要するのでそう簡単に受注できませんが、「いくつもの案件をひたすらこなすより1つの高額案件に全神経を注ぎたい」という人に向いているでしょう。

クラウドソーシングのイラスト相場ってどれくらい?

今回は、イラスト副業のやり方は稼ぎ方をご紹介しました。

どの副業も大体そうですが、自分からガンガンアピールしていかないとお仕事はさせてもらえません。

最後は、イラスト副業の中でも比較的稼ぎやすい「クラウドソーシング」の相場はいくらなのかご紹介しますね!

通常のイラスト作成は1,000~5,000円が相場

クラウドワークスで仕事を見た時、思った以上にイラスト作成単体の募集が少なく感じました。

パッケージイラストや販促用イラストの案件が多く、相場は大体5,000円です。

アイコンイラストになると、1,000円~2,000円提示されれば良い方ですね。

YouTubeの漫画制作は最低でも10,000円から

クラウドソーシングサイトのイラスト募集で一番多い内容が、「YouTubeの漫画制作」です。

クラウドワークスでざっと見た感じ、20件以上は見かけました。

募集要項の中には、「人手不足で困っています…」といった内容まであるので、今一番需要が高い案件なのは間違いなさそうですね。

漫画1本で大体20ページ以上あり、最低でも10,000円から設定されています。

中には、「1ページ15,00円」などページごとに報酬を決めているクライアントもあり、1本(20ページ)仕上げると30,000円稼げる計算になります。

ただし、納期が1週間と決められているので、クライアントにチェックしてもらい修正しながら効率よく仕上げないといけません。

漫画を描くスピードが速い人やまとまった時間が取れる人に向いている案件という印象です。

キャラクターデザインは10万円以内

案件数は少ないですが、キャラクターデザインの募集もあります。

例えば、とある企業のイメージキャラクターの制作は、1本につき10万以内の見積もりで募集していました。

かなり高額案件なので、その分応募者数も殺到します。

しかも、クラウドソーシングでキャラクターデザインを募集する企業は、大体素人目線で色々注文してくるので、無理難題にストレスを感じることも…。

ロゴデザインは30,000円以上も多数

YouTubeの漫画制作の次に多いのが、ロゴデザインの制作です。

これは、「コンペ」という分類に入り、制作したロゴを提出してクライアントから採用されたら報酬がもらえる仕組みです。

報酬は、5000円程度の少額もあれば、30,000円以上の高額コンペもあります。

ちなみに、クラウドワークスで一番高単価なロゴ制作案件は66,000円でした。

受注ではなくあくまでコンペに応募する形なので、選ばれなかったら今までの労力が水の泡になりますが、採用されれば高収入は間違いないジャンルの案件です。

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